Drink more coffee.

くろくてにがいのみものナリ。

+スカーフのこと

古いものは好きだが、古着は苦手だった。

古着はお洒落上級者のものと思っていた。

今でもそう思う。

でも近頃は、そんなお店を覗くのが楽しみになっている。

寒がりな母の誕生日プレゼントに、スカーフがいいと思ったのは最近である。

もう誕生日を迎えてから、かなり日数は経過していた。

タイミングよく、気に入っている古着のお店のブログが更新された。

1950年代のスカーフの入荷情報だった。

夕方仕事を終えて電車に乗り、店に向かう。

店内には思っていたよりも多くのスカーフが並んでいた。

どれも優しい。

古いものには独特の美しい色がある。

着物もそうだが、今では再現できない色も多い。

控えめでありつつも、ちょっと遊べそうなスカーフを見つけた。

手触りもしっとりとしていて質が良さそうだ。

すっかり満足して、私は腹ペコで近くのカフェに向かう。

仕事を終えたサラリーマンやOLさんが、帰宅する前にぷらっと立ち寄って

お酒をキュッと一杯ひっかけて行くようなカフェ。

私はアイスラテを注文した。

皆そこでは、一日の疲れを一人になって癒しているようで

なんだか妙に居心地が良かった。

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+古着のこと

古いものが好きだから、我が部屋には年季の入ったものが多い。

自分で購入した物よりも、譲り受けた家具がほとんど。

嬉しいことです。

食器や家具は古道具屋さんで探すのが楽しいけれど

衣類はなかなか難しく、どうしても手が伸びない。

最近、古着屋さんと知らずに立ち寄ったお店で

すぐ出て行くのもどうかと思いプラプラしていると

新品では買えないような価格で、綺麗な質の良い服ばかりが並んでいることに気付いた。

中には1930年代のブラウスもあって、

今ではこんな手の込んだものはきっと作られることはないのだと思うと

少し切ないような、その時代に生きてみたかったような

なんとも言えない気持ちがわいてくる。

そんなことを思いつつも、お洒落に関して全く冒険のできない私は

そのお店で、ずっと探していた自分の体型に合う真っ白なブラウスを見つけ

ひたすら満足したのでありました。

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